当ブログにお越しくださりありがとうございます。ユルフワキモノです。
今回は、わたしのようなプロ初心者(初心者の極みという意味です)が着付けに踏み出すにあたり、考えたことをつづります。
■着物や帯、小物はすぐに買う必要があるのか?
■住環境は見積もっておいた方がよい。という点についての備忘録です。
着物や帯はあわてて買わなくても良い。
足袋と肌着だけあればスタートは切れる
着物に1ミリも興味がなかったわたしが着付けに踏み出すのは、野球部男子が手芸部に入るぜ!くらいの縁遠さでした。
着物も帯もゼロ、小物もゼロ。「肌着?ジュバン?ナンデスカソレ?」な状態。
必要最低限なものだけ揃えるか~と思っても、必要最低限がめちゃ多い
着物・帯・草履・帯揚げ・帯締め
②メインの下に着るものたち;インナー
長襦袢・襟芯・肌着(肌襦袢、裾除け)・足袋
③ ①②をきれいに着るために使用する小物たち
腰ひも・ピンチ・伊達締め・帯枕・帯板 ;締める、支えるものたち
※その他 補正用タオル、和装ブラなど ;身体の凹凸を整えるもの
わたしが通った着付け教室は、足袋・肌襦袢・裾除けのみ所有、あとはすべてレンタル可でした。ありがたい。練習で汗など付いてしまっても問題なしでしたので、本当にありがたかった。
マイサイズではない着物を初心者が着るのは多少ハードモードではありますが、着付けの手順を知るうえでは問題なしです!
実際、わたしは早まって購入してしまった小物などもありましたが、結局使い勝手がイマイチで使わなくなってしまいました。
(新しいことを始めるときはテンション上がっているので、色々ほしくなっちゃうんですよねー)
まずはなるべく小さく始めようと決め、レンタルしてくれる教室を選びました。
収納スペースのキャパはどうか?
着物に関するモノたちは収納効率が悪い
着物や帯、小物類は、正直かなり収納効率が悪いものだと思っています。
- 着物も帯も、襦袢も、洋服のように自由に畳んだり丸めたりできない。
- 湿気を嫌う。
- 小物類も、チリツモで増えると収納場所が必要。ハンカチや靴下と同じ扱いはできない。
いやー…マジで収納問題は、着物を着るハードルの1つよね…と思います。
レンタルからスタートしたわたしも今では多少着物や帯を持つようになっています。
そして洋服と同じで新しいものが増える。欲しくなる。
欲しくなりますが、「家のキャパを超える量は所有しない」と誓っています。自分のためにも着物のためにも。
とくに首都圏だと密閉性の高いマンション住まいの方も多いと思いますので、家の収納キャパ、乾湿具合の確認は大事だと思います。
着付けと住環境は切り離せない。
はじめはレンタルだとしても、いずれ自前で着物や帯を購入する未来はまぁまぁ見えている。
その未来に全力で想像をはたらかせて、着付けの一歩を踏み出しました。
着物好き・和風好みではないからこそ、どこで線引きして、どんなストッパーをもって着物と向き合うのが良さそうか。
わたしには大事な観点でした!
まとめ
着付けに通う前に・・・
- 習うからと言って、着物や帯、道具類を慌てて買いそろえなくてもよい。
- 何が必要で、どんな素材・品質のものを買うべきか確認してからでも遅くない。
- 住環境を考える① もし着物や帯を複数所有することになった場合、収納スペースは確保できそうか?
- 住環境を考える② 家の室内の乾湿度合いはどうか?十分な換気や虫干しができる環境か?
ズボラ人間なユルフワは完ぺきに管理しきる自信がなく、極力枚数を増やさないようにしております。
住環境を考慮しつつ、上手に付き合いたいですね。