今週忙しかったから部屋散らかってんな~。ま、いっか!
その辺チャチャッとどかして着物広げちゃお♪
ダメ、絶対!
当ブログにお越しくださりありがとうございます。ユルフワキモノです。
今回は、初心者が着物や帯に触る前に守りたいこと3つについてです。
■着物を汚さないためには「きほんのき」が大事でっせ!という話をつづります
わたしたちの手や家は、おもいのほか汚れている
触る前には手を洗う
そんなこと…と思われるかもしれませんが、めちゃくちゃ大事です。
人間の素手というのは常にまっさらピカピカではなく、皮脂も手垢も出る。だって生きているから!
目に見えて汚れがついていなくとも、それら生きてる証が出ているのです。
その手で着物や帯に触れると皮脂や手垢が付いてしまうわけなので、必ず手を清潔に洗ってから触りましょう。
ちょっと触れるだけなら大して問題ではありません。
なにせ着付けというのは摩擦が生じます。
- 帯を締めるときにキュッとつかむ
- シワやたるみを逃がすためにスッと撫でる。いわゆる手アイロン。
- 襟や帯を折り畳む
着る工程の端々で摩擦やテンションがかかるので、手の油脂などが生地に付くのは必至です。
手袋をするわけにもいきませんので、手は必ず洗いましょう
着付けをする部屋の床はきれいに
これもそんなこと…という話ですが、めちゃくちゃ大事です。
着物や帯を見るからに汚れた床に直置きすることは少ないと思いますが、たとえばカーペットや畳の部屋だったら?
何となく、直置きしても良いんじゃない?という気持ちになりませんか?笑
もちろん置いても問題ありませんが、そのときにホコリや汚れがあれば、着物や帯に乗りうつります。
ワンちゃん、ネコちゃんと暮らしている方も多いと思いますし、
着物を着るそのスペースだけは、ぜひきれいに整えてから着物を広げましょう!
おもわぬ効能です。
普段使いの着物ならさほど気にしなくてもよいかもですが、
フォーマル着物、とくに淡い色の着物・帯に触れたり広げたりするときは気にしたいですね~。
着物・帯に触る前は、ハンドクリーム、ネイルオイルなどもガマン!
風呂敷や衣装敷を使えばバッチリ
お手軽なのは風呂敷
大きめサイズの風呂敷が1枚あれば、着物や帯、襦袢、小物類すべてその上に置いて着ることができるので、床に直置きせずに済みます。
風呂敷専門店もありますし、古典的なガラ、デザイン性の高いガラなどバリエーションも豊かです。選ぶのも楽しいですし、1枚あると便利ですよ。
たとえば着付け教室に着物持参で通うことになったとき、着物・帯・襦袢などの持ち物を風呂敷でくるんでからバッグに入れて持ち運ぶことができます。
可愛すぎるシビラ(Sybilla)のふろしき!97㎝×97㎝
↓ユルフワが使っている風呂敷たち。コジコジの風呂敷はめちゃ可愛くて気に入っております~~。
かわいい!
サイズ: ひょうたん柄(かまわぬ)…1辺103㎝ コジコジ…1辺100㎝
衣装敷?なんぞや?
「衣装敷」というものもあります。
要は敷き物、紙です
厚手の紙製(パルプ)で、着付けの際に、ホコリや汚れ防止で敷くことを目的に作られている敷物です。
白地で朱のフチドリがされているタイプのものが多いと思います。
ユルフワが思う衣装敷の利点は、一度広げたらきれいに広がったままという点ですね。紙なんで当然ですけど。
まぁ、あると便利ですが初心者の方ならまずは風呂敷で充分間に合うと思います。
※着付け教室によっては、衣装敷の使用をマストとして購入をすすめられる場合もあります。
まとめ 習慣化しちゃいましょう!
着物や帯に触る前に守りたいこと3つ!
触る前には手をきれいに洗う。水気はしっかり拭き、そのあとハンドクリーム厳禁。
着付けをするスペースは清潔に! とくに床はきれいにしておく。
着物や帯、着付けに使う小物たちは極力床に直置きしない! 風呂敷や衣装敷を広げましょ。
風呂敷は、着付け教室など着物を持ち運ぶときにも使えるので、1枚あると便利。
という些細なことばかりですが、めちゃくちゃ大事です。
手を洗うとか、当り前すぎて教えてくれない先生もいらっしゃいます。そのくらいきほんのき!
せっかくの着物や帯、不毛な汚れは避けたいですよね~。
オウンゴール的な残念感あるよな!